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ホワイトニング

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは

元々1989年にアメリカで実用された技術です。虫歯や歯周病予防に着目したものではなく、口元を審美的に向上させていく審美治療の一種とされています。

歯は削らずに歯にしみ込んだ有機性の着色成分を分解して漂白します。表面のエナメル質、その下に象牙質、歯髄で構成されており、そのうちのエナメル質と象牙質の色調を改善し、歯の組織そのものに働きかけていきます。そうすることで、歯の本来の色をさらに白くすることができます。

歯の色はどうして変わるのか

歯の色はどうして変わるのか

1. 加齢

歯は年を重ねていくと白色から黄色に変わっていきます。先ほど述べたように歯は表面のエナメル質が象牙質を覆うようにできており、そのエナメル質が加齢に伴って摩耗し、薄くなり内側の象牙質がより透けて見えやすくなってしまうため、歯が黄色っぽくなります。

2. 外部からの着色

コーヒーや紅茶など色素の濃いものを長年摂取し続けていると、それらに含まれる色素(ステイン)が歯の表面に付着し着色になります。

歯の表面にはペリクルと呼ばれる薄い膜があり、虫歯菌が食べ物の糖分を分解するときに出る酸から歯が溶けないように守ってくれる働きがあります。その反面、色素をくっつけてしまうので、それらも歯の着色の原因の一つとして挙げられます。

3. 虫歯

歯の表面が虫歯菌によって脱灰(歯の主成分であるカルシウムとリン酸が溶けだす)したところから更に虫歯が進んでしまうと黒く変色していきます。

また重度の虫歯により、神経を抜いてしまった歯も灰色か黒色に変色していきます。

4. 抗生物質によるもの

テトラサイクリン系(お子様用の風邪薬に使われており、現在は控えられている)のものを2歳までに大量に摂取すると副作用で着色が起こることがあります。

これらの原因はご自身の日頃のケア次第で変わっていくもの、プロの力で変えていくものと分かれてきます。このプロの力の部分が歯科医院でのクリーニング、ホワイトニングになります。

歯を白くするにはクリーニング?ホワイトニング?

歯を白くするにはクリーニング?ホワイトニング?

クリーニングでできること、ホワイトニングでしかできないことがそれぞれあります。
クリーニングでは表面の着色、すなわちコーヒーや紅茶などの色素の濃いもの、たばこのタール(ヤニ)を落とすことができます。ホワイトニングでは、クリーニングでは落とせない歯の本来の色をさらに白くすることができるのです。

なぜ歯はホワイトニングで白くなる?

なぜ歯はホワイトニングで白くなる?

ホワイトニング剤には過酸化水素が使われており、熱(光もしくはレーザー)を加えられることで活性酸素(フリーラジカル)が発生します。フリーラジカルが色素(着色成分)を半透明に分解します。そのため、エナメル質、象牙質まで漂白することができるのです。

ホワイトニングの種類としては、歯科医院で行えるオフィスホワイトニング、ご自宅で行えるホームホワイトニング、両方の長所を取り入れたデュアルホワイトニング、神経のない歯の変色に対して行うウォーキングブリーチ(インターナルブリーチ)があります。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングの種類

オフィスホワイトニング

歯科医院にて歯科医師、歯科衛生士が過酸化尿素、過酸化水素などを含む高濃度の薬剤を歯に塗布し、色素を分解していく方法です。

メリット

  • 即効性があり、短期間で白くなる
  • 国家資格を持った歯科医師、歯科衛生士によって行われる
  • プロの手で行うのでムラがなく、きれいな仕上がりになる
  • 1回あたり時間で行える

デメリット

  • 持続性が低い
  • 神経のない歯や詰め物、かぶせ物は白くできない
  • ツヤのない白さになることがある
  • 知覚過敏の発症頻度が高い

手順

  • カウンセリング(歯のお悩み、希望の白さをお尋ねします)
  • お口の状態の確認(虫歯の有無、歯周病検査、色調のチェック)
  • お口の写真撮影
  • 歯のクリーニング
  • 歯茎を薬剤で保護
  • ホワイトニング剤を歯に塗布
  • 光を数分間照射
  • 6と7の工程を数回繰り返す
  • ホワイトニング剤ふき取る
  • きれいに磨く
  • 色調のチェック、写真撮影

ポリリンプラチナホワイトニング

ポリリンプラチナホワイトニング

ポリリン酸ナトリウムという成分を使ったホワイトニング法があります。

ポリリン酸ナトリウムは食品添加物として認められており、安全性が保障されています。

歯面に付着した汚れに近づくと汚れを浮かせて剥がしながら表面をきれいにし、再び汚れが付かないようにコーティングをしてくれる働きがあります。

メリット

  • 従来のホワイトニングより自然な白さにできる
  • 食事制限なし
  • 食品添加物として認められた成分で安全性が高い
  • 従来のホワイトニングと比べ、痛みが少ない
  • 歯を傷つけにくい

デメリット

  • 神経がない歯や詰め物、かぶせ物は白くできない

ホームホワイトニング

歯科医院で患者様専用のマウスピースを作り、ホワイトニング剤をマウスピースに入れて、装着していただき、ご自身でホワイトニングを行う方法です。1日2時間前後マウスピースを1週間から2週間装着していただきます。ホームホワイトニングで使われるホワイトニング剤はオフィスホワイトニングで使われるホワイトニング剤より過酸化水素、過酸化尿素などの濃度が低いです。

メリット

  • 後戻りが少なく、効果が持続しやすい
  • 自分のペースで行える
  • 通院回数が少なく済む
  • オフィスホワイトニングに比べると安価
  • 透明感のある自然な仕上がりになる

デメリット

  • 効果が出るまでに時間がかかる
  • マウスピースの手入れや薬剤の管理が自己管理

手順

  • カウンセリング(歯のお悩み、希望の白さをお尋ねします)
  • お口の状態を確認(虫歯の有無、歯周病検査、色調のチェック)
  • お口の写真撮影
  • 歯のクリーニング
  • 患者様専用のマウスピースを作るための型どり
  • 1週間前後でマウスピースが出来上がってくる
    ホワイトニング剤とご一緒にお渡しし、使用方法、管理方法をご説明
  • 自宅でのホワイトニング開始
  • 開始から2週間後、歯科医院にて色調をチェック

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用したホワイトニング法です。

メリット

  • オフィスやホーム単独では難しい白さまで白くできる
  • 短期間で理想的な白さになる
  • 色戻りがしにくく、白さを長期的に維持できる
  • 仕上がりが美しい

デメリット

  • オフィスやホーム単独で行うよりも費用は高い
  • 1日数時間マウスピースをつけなければならない

ウォーキングブリーチ

重度の虫歯により、神経を抜いて変色してしまった歯を内側から白くする方法です。神経を抜き根の治療をすると歯の中に元の神経が入っていた空洞ができます。その根の部分に最終的な薬を詰めた後、空洞にホワイトニング剤を入れてふたをし、数週間おきにホワイトニング剤を交換していきます。白くなった状態でホワイトニングは終了です。

ホワイトニングが難しい方

ホワイトニングが難しい方
  • 妊娠中、授乳中の方
    妊婦での臨床経験がなく、安全性が保障できないため、
    また、ホワイトニングによって痛みが出た場合、それがストレスになってしまう
  • 大きな虫歯の方
    そのままホワイトニングを行うと虫歯が進行してしまう可能性がある
  • 知覚過敏がある方
    その場所に薬剤を塗ると痛みがでる場合がある
  • 歯にひびがある方
    ひびにホワイトニング剤がしみ込み、知覚過敏が起こる場合がある
  • 無カタラーゼ症の方
    (体内で過酸化水素を分解するカタラーゼが不足する症状)
  • 先天性ポルフィリン症の方(オフィスホワイトニング)
    代謝性光線過敏症の一つ。オフィスホワイトニングで使用する光が皮膚に当たることで水疱などの皮膚に影響が起きてしまう可能性があるため
  • 喘息などの呼吸器疾患がある方(オフィスホワイトニング)
    口を長時間開けるのが難しくなるため

ホワイトニング後は

ホワイトニング後は

ホワイトニングで白くなった歯は永久的ではございません。半年から1年後のホワイトニングと定期的な歯のクリーニングをおすすめしています。

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